やったことは、記録しないと消える
積んだ記録が残っていないだけかもしれません。
「最近なにも成長していない気がする」。この感覚には、記憶のほうの問題が混ざっていることがあります。
3日前の火曜日に何をしたか、いま思い出せるでしょうか。たいてい出てきません。やっていないからではなく、記録していないからです。
内容より「どこにあるか」を覚える実験
前進は、見えないと効かない
ここで効いているのは「前進したこと」ではなく「前進を感じられたこと」です。感じるには、見える形で残っている必要があります。
ただし、見える形が多いほど良いわけではありません。写真、長文の日記、歩数、連続日数を全部残すと、記録そのものが新しい課題になります。必要なのは、あとで「どこを見れば分かるか」を迷わない、1つの置き場所です。
本人にとっては起きていないのと同じです。
日記が続かないのは、量が多いから
1日を振り返って書く、は重い作業です。やった日だけ、1タップ。これくらいでないと残りません。
1タップが続きやすいという効果測定は、ランディーではまだ行っていません。入力を小さくしたのは、文章や写真を集めずに完了だけを保存し、利用者の内容をサーバーへ送らないためでもあります。
図鑑という仕掛け
ランディーで「やった」を押すと、そのカードが図鑑に入ります。書くことはありません。押すだけです。
そして図鑑には、こう出ます。
- 集めた枚数 / 到達率(384枚のうち何枚)
- やった回数(累計)
- はじめてから◯日目
- いちばん多いジャンル
- ◯つのジャンルを経験ずみ
- 「またやりたい」を押した枚数
どれも減りません。1日空けても、1週間空けても、そのままです。連続記録がないので、途切れるものもありません。
図鑑が残すもの、残さないもの
- 残す——カードID、実行回数、最初の日、またやりたい印
- 残さない——感想、写真、位置情報、誰と行ったか
- 送らない——図鑑の内容を運営者のサーバーへ送信しない
記録を少なくすると、詳しい思い出を復元できない弱点があります。その代わり、何を書けばよいか迷わず、公開する内容も発生しません。詳しく残したいカードだけ、自分のメモや写真へ別に保存できます。
端末内保存には、プライバシーと引き換えの弱点もあります。ブラウザデータを消す、端末を替える、別のブラウザで開くと図鑑は引き継がれません。現在はエクスポートや同期がないため、長期保存が必要な記録はランディーだけへ預けないでください。
「記録がない=何もしていない」でもありません。やったボタンを押さずに終えた行動、アプリを開かずにしたことは図鑑へ入りません。図鑑は生活の完全な履歴ではなく、ランディーで完了を選んだカードだけの不完全な手がかりです。
ただし、消える条件はあります
誰にも見られない代わりに、端末を離れると残らない。そういう作りだと分かったうえで使ってください。