Random dayランディー 1枚ひく
記録

やったことは、記録しないと消える

積んでいないのではなく、
積んだ記録が残っていないだけかもしれません。

「最近なにも成長していない気がする」。この感覚には、記憶のほうの問題が混ざっていることがあります。

3日前の火曜日に何をしたか、いま思い出せるでしょうか。たいてい出てきません。やっていないからではなく、記録していないからです。

内容より「どこにあるか」を覚える実験

一次研究 Sparrow, Liu & Wegner(2011)は4つの実験で、後からコンピューターで情報へアクセスできると期待したときの記憶を調べました。後で参照できると期待した参加者は情報そのものの再生が低くなる一方、情報が保存された場所をよく覚えていました。著者らは、コンピューターが外部記憶の役割を持つ可能性を論じています。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21764755/
限界 この実験は、日記や図鑑が成長実感を高めるかを測ったものではありません。また「記録しないと出来事が消える」という因果を直接示してもいません。参照できる場所の記憶と、個人的な出来事の記憶は同じ課題ではありません。

前進は、見えないと効かない

出典 Amabile & Kramer (2007)。7社26チームの専門職238名から3年間で集めた約12,000件の日誌。「最良の日」と「最悪の日」を分ける最大の要因は、その日に前進を感じられたかどうかでした。 https://psychologyofproductivity.org/inner-work-life-understanding-the-subtext-of-business-performance/ 注意:HBRは実務誌で、厳密な査読学術誌ではありません。原文には当たれていません。

ここで効いているのは「前進したこと」ではなく「前進を感じられたこと」です。感じるには、見える形で残っている必要があります。

ただし、見える形が多いほど良いわけではありません。写真、長文の日記、歩数、連続日数を全部残すと、記録そのものが新しい課題になります。必要なのは、あとで「どこを見れば分かるか」を迷わない、1つの置き場所です。

見えない前進は、
本人にとっては起きていないのと同じです。

日記が続かないのは、量が多いから

1日を振り返って書く、は重い作業です。やった日だけ、1タップ。これくらいでないと残りません。

1タップが続きやすいという効果測定は、ランディーではまだ行っていません。入力を小さくしたのは、文章や写真を集めずに完了だけを保存し、利用者の内容をサーバーへ送らないためでもあります。

図鑑という仕掛け

ランディーで「やった」を押すと、そのカードが図鑑に入ります。書くことはありません。押すだけです。

そして図鑑には、こう出ます。

どれも減りません。1日空けても、1週間空けても、そのままです。連続記録がないので、途切れるものもありません。

図鑑が残すもの、残さないもの

記録を少なくすると、詳しい思い出を復元できない弱点があります。その代わり、何を書けばよいか迷わず、公開する内容も発生しません。詳しく残したいカードだけ、自分のメモや写真へ別に保存できます。

端末内保存には、プライバシーと引き換えの弱点もあります。ブラウザデータを消す、端末を替える、別のブラウザで開くと図鑑は引き継がれません。現在はエクスポートや同期がないため、長期保存が必要な記録はランディーだけへ預けないでください。

「記録がない=何もしていない」でもありません。やったボタンを押さずに終えた行動、アプリを開かずにしたことは図鑑へ入りません。図鑑は生活の完全な履歴ではなく、ランディーで完了を選んだカードだけの不完全な手がかりです。

ただし、消える条件はあります

正直に 図鑑はあなたの端末の中だけに保存されています。サーバーには送っていません。つまり機種変更したり、ブラウザのデータを消すと、一緒に消えます。いまのところ、書き出して持ち運ぶ機能はありません。ここは弱点です。

誰にも見られない代わりに、端末を離れると残らない。そういう作りだと分かったうえで使ってください。

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「よかった」はあなたの端末にだけ残ります。
サーバーには送っていません。誰にも見えません。

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