なぜランディーには「連続◯日」がないのか
やめる理由になってはいけない。
習慣アプリの多くには「連続◯日」があります。強力な仕組みです。伸ばしたくなるし、途切れさせたくなくなる。ランディーには、意図的に入れていません。
入れなかった理由
連続記録には、はっきりした副作用があります。途切れた瞬間に、やめる理由が生まれることです。
- 29日続けて、30日目に忘れる
- 数字が1に戻る
- 「もういいや」になる
ここで失われるのは29日ぶんの行動ではありません。その後、二度と開かなくなることのほうです。
やったことが消えることは、別です。
ランディーは後者を起こしません。
代わりに置いたもの
数字は残します。ただし、減らない数字だけにしました。
- 集めた枚数——増えるだけ。減りません
- 到達率——200枚のうち何枚に会ったか
- やった回数——累計。リセットされません
- はじめてから◯日目——連続ではなく、経過
- ◯つのジャンルを経験ずみ——広がりの記録
どれも「昨日やらなかった」で目減りしません。1日空けても、何も起きません。
ほかに入れなかったもの
| 通知・リマインダー | 開かない日を「失敗」にしないため |
| レア度・当たり外れ | 1枚しか出さない設計で外れを作るのは、ただの意地悪 |
| ランキング | 比べる相手を作らない |
| 共有ボーナス | 見返りを付けた瞬間、渡す行為が取引になる |
そして、いつでも消せます
図鑑の下に「図鑑をリセットする」があります。押すと、消える枚数と回数を数字で見せてから確認します。積み上がったものが重荷になる日もあるからです。
消しても、カードは減りません。いつでも1日目から始められます。
これは効果を捨てているということ
正直に書きます。連続記録も通知も入れないぶん、ランディーは毎日開いてもらいにくいアプリです。数字の上では、明確に不利な選択です。
それでも、こちらを選びました。理由は、途切れた瞬間にやめてしまう構造を作りたくなかったからです。29日続けて30日目に忘れたとき、失うのは29日ぶんの行動ではなく、その後ずっと開かなくなることのほうです。
代わりに置いたのは、開いた日に迷わず1回ぶんの行動が始まるという一点だけです。1週間空いても、1か月空いても、開けば同じように1枚が出ます。間が空いたことについて、こちらから何も言いません。
入れないと決めました。