「次どうする?」で止まる時間を、なくす
だいたいその日は終わります。
ごはんを食べ終わって、店を出て、そこで止まる時間があります。「次どうする?」です。
誰も帰りたくない。でも行き先が無い。全員がスマホを見て、誰も決めない。10分たって、なんとなく解散する。いちばんもったいない時間です。
これは「決められない」とは少し違う問題
ひとりのときの「決められない」は、決める作業がめんどうだという話でした。複数人のときは、そこにもうひとつ別の問題が乗ります。
- 提案した人が、その提案の責任を負うことになる
- つまらなかったら、言い出した人のせいになる
- だから誰も言い出さない
「なんでもいいよ」は、無関心ではありません。責任を取りたくないという、まっとうな判断です。
だったら、誰も決めなければいい。
同じ1枚が、相手の画面にも開く
ランディーで出たカードは、リンクにして相手に送れます。そのリンクを開くと、相手の画面にもまったく同じ1枚が出ます。「届きました。誰かがあなたに渡した1枚です」と表示されます。
人数の条件(お二人様・団体様)も引き継がれるので、その場にいる全員が同じ画面を見られます。
大事なのは、誰も選んでいないことです。カードは勝手に出ました。だから、つまらなくても誰のせいでもありません。提案の責任がどこにも発生しない——それがこの機能のぜんぶです。
ふたり・大人数のカード
- 「おたがい、いま一番聴いている曲を1曲ずつ流そう」
- 「全員で同じ空を1枚ずつ撮って、並べてみない?」
- 「全員のバッテリー残量を見せ合って、一番少ない人の話を聞こう」
- 「交互に曲がり角を選んで、30分歩いてみよう」
入れなかったもの
この手の道具には、たいてい罰ゲームか、指名(バトン)か、賞品が付いています。ぜんぶ入れませんでした。理由があります。
指名・リレーを入れなかった理由
2020年にSNSで流行したバトン企画は、「チェーンメールと同じだ」「押し付けられて圧を感じる」という批判を受けました。指名された人だけでなく、指名されなかった人との関係にもしこりが残るという指摘もあります。
賭けごとにしない
「負けたほうがおごる」は盛り上がりますが、金銭が絡んだ瞬間に、参加しづらい人が出ます。カードの注意書きにも「金銭や物を賭けないこと」と明記してあるものがあります。
レア度・当たり外れを作らない
ガチャの演出は強力です。ただ、レア度をつけると「外れを引いた日」が生まれます。1枚しか出さない設計で外れを作るのは、ただの意地悪です。200枚とも、当たりです。
互いに渡すこと自体には、何もつけない
カードを誰かに渡しても、ポイントも、バッジも、共有ボーナスも付きません。付けた瞬間に、渡す行為が「見返りのための行動」に変わってしまうからです。
渡したいから渡す。それ以外の理由を、こちらから足さないようにしています。